ブルームバーグによると、iPhone製造を請け負うフォックスコン・テクノロジー・グループが鄭州市に設けているiPhone組み立て工場の従業員数百人が、警備員と衝突した。現場には警察が到着した。
SNSには、混乱の様子をとらえた写真や動画が投稿された。ある動画では、白い防護服を着た数人が地面に横たわっている人を棒で殴っている。
別の動画では、怒った従業員たちが管理職を取り囲んでいる。従業員の1人は新型コロナの感染拡大をめぐり「この場所がとても怖い」と話し、別の従業員たちは「おまえたちがわれわれを死に追いやっている」と述べている。
フォックスコンは、鄭州工場における「暴力」の事実を確認した。
フォックスコンの鄭州工場では、11月初旬からその敷地内に所謂「バブル」をつり、新型コロナ対策を強化、従業員が工場の敷地外へ出ることを禁止した。SNSには、工場から急いで立ち去る人々の動画などが投稿された。