ウクライナ危機によりギリシャは旧ソ連製兵器のメンテナンスが困難になっている。これを受け、米国はそうした兵器を放棄し、NATO規格に更新することを提案している。米国防総省はこれに向け、対外軍事基金(FMF)プログラムを利用して融資を受ける道をギリシャ側に提案している。
ウクライナはこれら旧ソ連製兵器の供与を要求しているものの、これらの兵器の使用者を決定する権利をロシア側が有していることから、ギリシャはこの要求には応じられないとのこと。また、ギリシャが速やかに代替兵器の購入に踏み切れないことも、拒否の要因となっている。
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