富裕層の申告漏れが過去最高に、「ギャラ飲み」の女性から1100万円の追徴課税

日本の国税庁は24日、2022年6月までの1年間に実施した所得税などの調査結果を発表した。富裕層の申告漏れ所得総額は前年度比72.3%増の839億円で、統計開始以降の最高額に達した。1件当たりの申告漏れ金額は「ギャラ飲み」をしていた女性が最高額で、3767万円の所得が申告から漏れていた。産経新聞が報じた。
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全体の調査件数は約59万9千件(前年度比19.4%増)で、申告漏れ所得の総額は7202億円(同29.1%増)、追徴税額は1058億円(同44.5%増)だった。
東京国税局はマッチングアプリを介して知り合った人と飲食を共にする「ギャラ飲み」で得た所得約4千万円を隠し、所得税の申告をしなかった女性に対し、加算税を含む約1100万円を追徴課税した。
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