ウクライナにポーランドのミグ29を供与する問題は2022年3月に検討されていた。その際、米国防総省のジョン・カービー報道官(当時)は米国の諜報組織による評価として、ミグ29を供与することは「エスカレーションの一歩」と理解され、 ロシア側からの激しい反応を引き起こし、これによりNATO(北大西洋条約機構)が衝突に巻き込まれるリスクは上昇すると表明していた。
報道によると、米国は当初、ミグ29を供与する考えを容認していたものの、西側の一部首脳、及び中国指導部から水面下で政治的圧力を受けた結果、立場を見直したという。
この非公式のコンタクトで双方は仮に米国がミグ29の供与を禁止すれば中国指導部はあらゆる努力を費やし、ロシアによる核兵器の使用を思いとどまらせると約束したという。
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