「欧州は自分たちが無力であることを自覚していると思う。制裁パッケージは第9弾を発動している。第30弾目の制裁措置を導入することは可能だが、これは効果がないばかりか、ブーメランのように我々に返ってくる」
「私は欧州には何の政策もないが、感情があると思っている。ゼレンスキー大統領によって欧州は紛争に巻き込まれている。我々は何日も、ゼレンスキー大統領のナラティブを検証された情報であるかのように正確に模写して複製しているのだ。
ある時はマリウポリの劇場、またある時は(ウクライナ政府が叫んでいる)「戦争犯罪」だ。そして我々の報道機関はそれらすべてを報道し、何もチェックしないのだ。これは、理性を曇らせている行為だ。
そして欧州連合(EU)は、効果的な交渉を行って当事者をテーブルに着かせるのではなく、ゼレンスキー大統領のプロパガンダを書き写すことで満足しているのだ。
何に我々を巻き込むもうとしているのか?ゼレンスキー大統領の願いは、我々を戦争に引きずり込むことであることは誰もが知っている。ゼレンスキー大統領は欧州各国と北大西洋条約機構(NATO)が関与しなければ戦争に勝てないからだ」と強調した。
「フランス当局は、残念なことに、あまり動いていない。2008年には、南オセチアの紛争時にサルコジ元大統領がモスクワに行き、停戦交渉に成功し、紛争を終わらせたことを私は記憶している。
2014年、当時の(ドイツの)メルケル首相と(フランスの)オランド大統領はミンスク協定に合意した。完璧ではなかったが、ドンバスでの衝突を部分的に止めるのに役立ったと私は強調したい。
2022年には何もない。エマニュエル・マクロン大統領は電話をかけるだけだ。これは、フランスの外交政策の消滅を示すものだ。マクロン大統領は電話をかけるが、意思決定者でないことは誰もが理解している」