米国、ファーウェイとZTEの通信機器の輸入・販売を禁止

米連邦通信委員会(FCC)は25日、中国の通信大手「華為技術(ファーウェイ)」と「ZTE(中興通訊)」製の通信・監視機器の輸入・販売を禁止すると発表した。
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米連邦通信委員会(FCC)の発表には、「(新に採択された規則に基づき)ファーウェイやZTEが製造するすべての通信機器と監視機器の輸入または販売を禁止する」と述べられている。
今回の禁止措置には、両社のほかに監視カメラメーカーの杭州海康威視数字技術(ハイクビジョン)と浙江大華技術(ダーファ・テクノロジー)、無線機メーカーの海能達通信(ハイテラ)も含まれる。
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同委員会は、今回の決定について「敵対する政府」から米国への通信を遮断する必要があると説明している。
またネイサン・シミントン委員は、声明で「我が国のネットワークから信頼できない機器を禁止する『安全機器法(Secure Equipment Act)』の実施を承認するために投票できることを誇りに思う」とし、「これは超党派の取り組みの集大成であり、敵対する政府が技術輸出を利用して我々のネットワークに侵入するのを防ぐことで、米国人の安全を確保することができる」と強調した。
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