調査は国連加盟国の193カ国の統計データをもとに実施。比較可能なデータをもつ155カ国の11月に発表された最新のデータ(9月分)を集めた。
統計方法によって差異はでるものの、インフレ率が最も低かったのは2パーセント未満の中南米のボリビアとパナマ。日本は中国、オマーン、セーシェルとともに3パーセント以下に収まった。
地域別でみると最もインフレ率が低かったのはサハラ以南のアフリカだった。この地域では16カ国で物価の上昇が秋口にかけて減速した。
また、メキシコ、リビア、バーレーン、日本、東ティモール、シンガポール、イスラエルでは9月時点でそれまでと比べて大きな変動はなかった。
日本では昨今、「値上げ、また値上げ」と話題になっているものの、諸外国と比べると比較的インフレが緩やかなようだ。
関連ニュース