公開されたプレプリントによると、研究チームは2015年から2019年にかけて中国の雲南省でコウモリ149匹からサンプルを採取した。
プレプリントでは「病原性があり、ヒトまたは有角獣に感染する可能性が高い5種類のウイルスを特定した。その中には(編集:2003年と2019年にパンデミックを引き起こした)SARS-CoV-2及びSARS-CoVと密接な関連があるSARS型新型コロナウイルスがあり、それらと2019年のコロナウイルスの最も初期のバージョンのアミノ酸配列における違いはわずか5つだ」と述べられている。
コウモリは一度に複数の異なるウイルスを媒介する可能性があるという。
研究の共同執筆者、エディー・ホームズ氏(シドニー大学のウイルス学者)はテレグラム紙に、「これは中国では未だにコロナウイルスのようなウイルスがコウモリの体内で循環し、脅威を与え続けていることを意味している」と語った。
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