エストニア国防省は次のように発表した。
「演習にはNATOやパートナー国など40ヶ国以上から約1000人が参加する。演習ではエネルギーインフラやNATO加盟国軍へのサイバー攻撃などを再現する」
NATOの発表によると、NATO加盟を目指すフィンランドとスウェーデンのほか、日本も演習に参加するとしている。また、演習には軍人のほかに、サイバー防衛に関わる研究機関や国家機関の人員も加わるという。
演習はNATOの24時間体制のサイバー防衛能力の向上や、加盟国同士によるサイバー攻撃に関するリアルタイムの情報交換に資するとしている。
これまでにNATOはサイバー分野が陸・海・空・宇宙に次ぐ集団安全保障の鍵となるとの認識を示し、サイバー攻撃に対し北大西洋条約第5条に定められた集団的自衛権の発動を適用する可能性を示唆していた。
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