12月中に閣議決定される国家安全保障戦略には、自衛目的で敵のミサイル発射基地などを攻撃する「反撃能力」の保有が明記される。計画では陸海空からの発射形態と、極超音速と高速滑空の飛行形態などを組み合わせ、計10種類以上のミサイル導入を図る。防衛省は関連経費として5兆円を財務省に求めており、安保戦略の策定に合わせ、内容と予算を正式決定する。関連ニュース