防衛省が10種類以上の長射程ミサイル同時開発、5兆円を要求へ

防衛省は「反撃能力」の保有に向け、長射程ミサイルの開発計画を立てている。10種類以上を同時並行で開発し、極超音速誘導弾は2028年度以降、 島嶼防衛に用いる高速滑空弾は2030年度以降の装備化を目指す。読売新聞が報じた。
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12月中に閣議決定される国家安全保障戦略には、自衛目的で敵のミサイル発射基地などを攻撃する「反撃能力」の保有が明記される。
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計画では陸海空からの発射形態と、極超音速と高速滑空の飛行形態などを組み合わせ、計10種類以上のミサイル導入を図る。防衛省は関連経費として5兆円を財務省に求めており、安保戦略の策定に合わせ、内容と予算を正式決定する。
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