インドネシア 致死性の咳止めシロップの被害者、遺族の親族らが国を訴え

インドネシアで、咳止めシロップによる薬害を受けた児童の遺族が、国と危険な薬剤を供給した会社らを相手取って訴訟を起こした。シンガポールのチャンネルニュースアジア通信が報じた。
この記事をSputnikで読む
報道によれば、被害を受けた児童の12の家庭は、大人と児童の両方を死亡させた危険な薬剤の販売を阻止できなかったとしてインドネシア保健省、製品薬剤管理局および薬剤販売に関与した企業を訴えた
原告の弁護士のアヴァン・プリヤジ氏の話によれば、原告は慰謝料として死者1人あたり20億ルピア(1800万円)、被害者には10億ルピア(900万円)を要求している。
これまでの報道では、インドネシアでは有毒性の咳止めシロップが原因とみられる急性腎不全が原因で100人以上の児童が死亡している。
関連ニュース
英国 救急車の到着に時間がかかりすぎる 「重大なリスク」英保健相が危険視
弟の善意の行動のおかげで命が助かった男性 娘の誕生に立ち合い感謝
コメント