ブルームバーグは「日本政府がエネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)に基金を設置し、民間企業の長期契約などを基にした液化天然ガス調達の支援に乗り出す方針であることが分かった」と報じた。
日本政府の案によると、「平常時には、確保したLNGを海外を含むマーケット等に販売し、緊急時には、経済産業大臣による指示により確保したLNGを供給途絶のおそれがある国内事業者へ販売する」。また、それぞれの販売によって事業者に損失が生じた 場合には、JOGMECに設置する基金からその費用の補填を実施し、事業者に収益が生じた場合には、それを基金に納付するという。
欧州は、ロシア産ガス供給停止の中でアジアとの燃料をめぐる深刻な競争に突入した。
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