モハメド・ジャファール・モンタゼリ検察長官は、「道徳警察は司法制度とは何の共通点ももたない」ため、廃止されたと発表した。今回の決定は2カ月以上にわたり抗議デモが続いたことを受けてなされた。
イランでは9月半ばから、マフサ・アミニさんが道徳警察に拘束され死亡したことを発端に、暴動や集団抗議行動が続いていた。国民はマフサさんの死に対して、当局を非難していた。
スプートニク通信ではこれより前、イランの暴動で少なくとも300人が死亡したことを取り上げた。同国内務省安全保障会議によると、国や社会団体、民間企業などが受けた損失は2億ドル(約268億円)に上るとされている。
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