トルコ大統領報道官、「ロシアとの橋を燃やしてはならない」 西側に呼びかけ

トルコのイブラヒム・カリン大統領報道官は、テレビ局「アルジャジーラ」英語版のインタビューに対し、ウクライナ危機により第二次冷戦が始まったとし、西側とロシアは新たな取引をするべきだと語った。
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カリン氏は「我々は今、第二次冷戦を目の当たりにしている。それはウクライナ危機から始まったが、対称型戦争、ハイブリッド戦争など多くの型を通して確実に続くだろう」と話した
同氏によれば、新たな冷戦は主要な当事者すべてが集まり、新たな取引の条件が策定されるまで続くだろう。
「将来の安全保障の枠組み、ロシアの安全の保証も含めるべき」=マクロン仏大統領
カリン氏は、最終的にロシアとの対話を構築する人はいなくなってしまうとし、ロシアとの「橋を燃やしてはならない」と呼びかけた。トルコ側は、ロシア・ウクライナ間の交渉を組織するため、引き続き取り組んでいる。
11月中旬、エルドアン大統領は「米国の率いる西側諸国は、ほとんど際限なしにロシアを攻撃しており、ロシアは抵抗する羽目になっている」と発言した。ロシアのウクライナにおける行動は、NATOの動きに先行したものであり、偶発的なものではないと強調した。
また、エルドアン大統領は、ロシアに対する孤立政策は、欧州諸国に深刻な結果をもたらすだろうと警告した。
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