ネベンジャ大使は、ウクライナにおける子どもの権利保護という意味で、民族主義者たちがウクライナの敵だとする人物の個人データを掲載しているウェブサイト「ミロトヴォレツ」の活動は看過できないと主張。また大使は、このような「仄めかし」によって、人々が迫害されたり、傷つけられたり、またジャーナリスト、ダリヤ・ドゥギナ氏のように殺害される可能性もあると述べた。
また、ロシアの社会団体は、この犯罪的な資料に、327人もの子どもの個人データが掲載されていることを確認し、7月の段階ですぐに国連事務総長とユニセフ事務局長に通報したと強調した上で、「我々がこの件について要請を出した後、ユニセフはいかなる措置を取ったのか、未成年者の個人データ掲載についてどう考えているのか、ウクライナ政府からの反応はあったのか」と問うた。
ウクライナ主義のサイト「平和維持軍」にはジャーナリストやドンバス地域の義勇兵、及びその他の市民の情報が記され、「売国奴」と定義されている。
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