イラン産原油の制裁回避でトルコに制裁発動=米商務省

米国はイラン産原油に対する制裁回避に関与したとし、トルコ企業、及びトルコ国民を対象に制裁を発動した。米商務省が発表した。
この記事をSputnikで読む
制裁はトルコの実業家、シトキ・アヤン氏を対象に発動された。
米商務省によると、この人物は数億ドルの原油売買に関与し、イランのイスラム革命防衛隊に利益をもたらしていたという。アヤン氏はイラン産原油の売買を組織し、得られた資金をマネーロンダリンし、その利益をイスラム革命防衛隊にもたらしていたとのこと。
FIFAワールドカップ・カタール2022
イラン代表監督が英BBCの記者に「キレる」、国内の政治状況についての質問を受け
今回の措置では首謀者のアヤン氏を含むトルコ市民5人に加え、アヤン氏が所有する20社以上の企業に制裁が発動された。
2015年に英国、ドイツ、中国、ロシア、米国、フランス、イランは核合意を締結し、イランが核開発を停止することと引き換えに制裁解除を約束していたものの、2018年5月にドナルド・トランプ大統領(当時)は一方的に核合意を離脱し、対イラン制裁を再び発動していた。
関連ニュース
ロシアと西側は世界秩序に関する新たな合意を結ぶ義務がある=土大統領府
トルコ・ボスポラス海峡でタンカーが渋滞 でも制裁発動は原因ではない?
コメント