米国 AUKUS内での協力分野を拡大する可能性、排除せず=ホワイトハウス

米国はインド太平洋地域の安全保障枠組み「AUKUS」の中で米、英、豪の協力分野を拡大する可能性を排除しておらず、このパートナーシップには原子力潜水艦以外も含まれるという。米国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー戦略広報調整官が表明した。
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カービー氏は「AUKUSは現在、オーストラリアに原子力潜水艦能力を提供することに焦点を当てている。これは米国、英国、オーストラリアの3カ国による取り組みだ」とし、「我々は以前から、他の軍事能力ももちろん三国間協力の一環となり得ると言ってきた」と話した。
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しかしながら、カービー氏によると、AUKUSは現在、原子力潜水艦の協力に重点を置いている。
2021年9月、米国、英国、オーストラリアは、安全保障および防衛分野における3カ国のパートナーシップ「AUKUS」の創設を発表した。18ヶ月間で、米国がこれまで英国とのみ共有してきた原子力潜水艦などに関する技術をオーストラリアへ移転することに取り組む。
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