中国外交部 韓国に対して米国の反グローバリズムへの共闘を呼びかけ

12月12日、中国の王毅外交部長と韓国のパク・チン(朴振)外相はビデオ形式で会談し、二国間関係、地域情勢、世界情勢、朝鮮半島情勢を討議した。
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王毅は、米国がいわゆる「半導体法」と「インフレ抑制法」を採択したことについて、独自の見解を表し、「米国の行為は、中国、韓国をはじめとする全ての国の合法的な権利と権益に大きな損害を与え、米国が国際ルールの創造者ではなく、破壊者であることを改めて証明した」と強調した。
王外交部長は「すべての国が前面に出て、この時代遅れの反グローバル化の考え方と一方的な威嚇に共に対抗し、本当の意味での多方向性を共に守り、実現すべきだ」と指摘した。
王外交部長はまた、中国は韓国と協力しながら生産の連鎖とサプライチェーンの安全性と円滑性を確保し、国際自由貿易体制を守り、地域と世界の問題への調整と協力を強化する用意があると指摘した。
韓国はこれまでにEUに対し、米国のインフレ抑制法(IRA)に協調して対抗するよう提案している。
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