トルコの4基の原子炉建設交渉に韓国が参加

韓国の公営の「韓国電力公社」はトルコ政府との間に、総額308億ドル(4兆2000億円超)にのぼる原子炉4基の建設契約をめぐって交渉を行っている。中央日報が報じた。
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来年2023年にもフィジビリティスタディの準備が開始される予定で、これが終了した段階で建設契約の調印の可能性が現れる見込み。
中央日報の報道によれば、原発の建設予定地はトルコ北部で具体的な地名は明らかにされていない。この他に、中央日報は消息筋からの情報として、トルコ側は韓国と交渉に入る前は、同原発の建設を日本の三菱重工と行う計画だったと報じている。
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中央日報は、三菱重工は以前、トルコ北部のスィノプ原発の建設計画をめぐって交渉を行っていたものの、2018年にプロジェクトから手を引いており、またロシアの「ロスアトム」社も同原発の建設交渉を行っていると報じている。
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