海上保安庁は18日午前11時17分、防衛省からの情報として「北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射された」と発表した。その後、「弾道ミサイルの可能性があるものは、日本のEEZ(排他的経済水域)外に落下したとみられる」と発表した。
海上保安庁は午前11時55分、防衛省からの情報として、新たに「北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射された」と発表した。午後0時7分、2回目に発射された弾道ミサイルの可能性があるものについても、日本のEEZの外に落下したと発表した。
これまでのところ日本に関係する船舶への被害の情報は入っていない。
防衛省は、発射されたミサイルについて、いずれも最高高度550キロ程度、飛行距離約500キロと推定している。
また、韓国軍合同参謀本部は、北朝鮮が18日午前11時13分ごろから午後0時5分ごろにかけて、北西部の平安北道東倉里付近から日本海に向けて弾道ミサイルを2発発射したと発表した。また、聯合ニュースは、発射された弾道ミサイルについて「短距離弾道ミサイルより飛行距離が長い、準中距離弾道ミサイルと似た航跡だったとみられる」と報じた。
北朝鮮が弾道ミサイルなどを発射したのは、11月18日にICBM(大陸間弾道ミサイル)級のミサイルを発射して以来で、2022年に入って35回目。