報道によると、ルプレヒト・フォン・バトラー少将が、演習に参加した最近改良された同装甲車が8日間で18両すべてが故障し、うち1両は発火したと陸軍監察官に宛てた書簡で報告している。
書簡でバトラー氏は、「当初18両あった戦闘可能な装甲車のうち、演習の最後の8日間で運用可能な装甲車は0両になった」と述べている。
故障が最も多かった部分は同戦闘車の電子部品で、そのうちの1台は制御室で深刻なケーブル火災に見舞われたという。
ドイツ軍ではこういった不具合はすでに知られていたものの、これほど頻繁に不具合が発生することは今までなかったとのこと。
同氏によると、プーマ装甲歩兵戦闘車の改良化に多額の予算を投じたが、期待に応えられていないという。
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