同紙は、「規制当局は、初期の研究で医薬品の安全性を証明するために重要な、いわゆる非ヒト霊長類の入手が困難なため、一部の研究の進捗が最大で1年遅れている」と報じている。
以前は中国が米国へのサルの主な供給国だったが、中国政府は2020年にサルの輸出を禁止した。このため、実験用サルの価格は2019年から2022年にかけて3倍に跳ね上がった。
また、米国政府は、研究目的でサルを米国に不法に輸入したとしてカンボジアの多数の当局者を非難したという。そのため、サルの供給業者は、カンボジアからの輸入に支障が出る恐れがあると投資家に警告している。
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