ペスコフ氏によると、ガス価格の上限設定に対するロシアの対応は、原油価格の上限設定に対するロシア政府の対応と同じようなものになるという。
「ここでも原則は同じだ。これは市場価格決定プロセスの違反であり、侵害だ。上限(価格)へのいかなる言及も受け入れられない。メリットとデメリットを慎重に比較検討するには時間がかかる。石油に関する作業は少し遅れている」
欧州連合(EU)加盟国は19日、エネルギー相会合を開き、所謂「市場修正メカニズム」におけるガス価格の上限について合意した。1メガワット時(MWh)当たり180ユーロを上限とする。ガス価格の上限は、2月15日から適用される。なお、「初めのうち」は、店頭取引にガス価格の上限は適用されないという。
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