UNHCRのジリアン・トリッグス高等弁務官補は21日に都内で記者会見を開いた中で、日本がウクライナ難民を2000人以上受け入れていることに言及し、「日本は国際的な保護が必要な人により門戸を開き、変わりつつある。非常に前向きな変化だと捉えている」と評価した一方、世界では難民や避難民が1億人を超える中、日本の受け入れは少ないと指摘し、「日本はもっと多くの人を受け入れることができると思う」と述べた。
そのうえで、日本が来年、G7(主要7か国)の議長国を務めることや、スイスで開かれる予定の難民フォーラムで共同議長国を務めることに触れ、さらなる貢献に期待を示した。