総務省によると、11月の消費者物価指数は生鮮食品を除いた指数が2021年11月の100.1から103.8に上昇した。上昇率は3.7%で、第2次オイルショックの影響が続いていた1981年12月以来、40年11か月ぶりの水準。
原材料価格の上昇と円安の影響による食料品の相次ぐ値上げで、物価は前年同月比で6.8%上昇した。総務省は「来年2月には食料品などの値上げが相次ぎ、ことし10月と同じように価格改定の山があるとみられる。引き続き、食料やエネルギー価格の動向を注視していきたい」と話している。
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