日本 防衛費膨張6.8兆円、過去最大 反撃力、長射程弾量産へ

政府は23日、2023年度の防衛費について、過去最大の6兆8219億円(米軍再編経費などを含む)と決めた。22年度当初の約5兆4千億円の1.2倍超。
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国家安全保障戦略に反撃能力(敵基地攻撃能力)を明記したことを踏まえ、長射程ミサイルの取得など関連費用に計約1.4兆円(契約ベース、以下同)を計上し、量産体制を整える。
自衛艦や施設整備の財源として、建設国債で4343億円を確保。膨張予算に、軍拡競争への懸念は拭えない。岸田文雄首相が掲げる抜本的な防衛力強化に向け、政府は今後5年間の防衛費を約43兆円と決定しており、23年度は初年度に当たる。
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