チームは34人を採用。全員にエクササイズバイクで120カロリーを消費するのに必要な時間分2回運動させた。その際、1回目はVR技術を使って、2回目は使わずに運動させ、その間の心拍数とエネルギー消費量をスマートウォッチを使って測定した。
エクササイズ後、被験者らは自分の状態を評価。エクササイズがどれくらい楽しかったか、その程度きつかったか、また空腹感を調べた。そしてエクササイズの後に必ず食事が提供された。
その結果、VRメガネを使用することでエクササイズの楽しさは増し、被験者たちの食事量が通常の運動をした場合と比較して、少なく、摂取カロリーも12%減少していたことがわかった。
今回の実験を行った研究者たちは、減量プログラムで、特に食事量の調節に苦労している人向けのツールとしてバーチャルリアリティを活用できるかもしれないと予想している。
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