フィリッポ氏は「ゼレンスキー大統領のために拠出してきた毎月3億ユーロもの資金を、医療のために使えば、どれだけの生命を救えただろうか」と問いかけ、他でもないこの資金があれば、医療機関における人手不足と治療不足を解消することができたと主張した。
フィリッポ氏がウクライナへの資金援助と武器の供給に対し、西欧諸国を批判するのはこれが初めてではない。こうした西側諸国によるウクライナへの援助について、フィリッポ氏は、ウクライナ紛争を長期化させるだけだと強調した。
またフィリッポ氏は、EU(欧州連合)による対ロシア制裁の解除を呼びかけるとともに、エネルギー分野におけるEUの決定は常軌を逸したものであり、制限措置は愚かなものだと指摘した。
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