ペルーのボルアルテ大統領に対する予備調査始まる 抗議デモ死亡受け

南米ペルーの最高検察庁は、昨年12月の政権交代後に始まった抗議デモで死者が出たことを受け、ボルアルテ大統領とオタロラ国防相に対する予備調査を開始した。最高検察庁のTwitterアカウントで発表された。また最高検察庁によると、セルバンテス元内相も告発され、予備調査が開始された。
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ペルーで12月7日、当時のカスティジョ大統領が罷免された。
同日、カスティジョ氏は妻や子どもと一緒に警察に拘束された。カスティジョ氏は罷免に先立ち国内の大規模な政治的変革を発表し、新しい緊急政府の設置を主張していた。
その後始まった抗議デモで少なくとも18人が死亡した。デモ隊は、逮捕された(18カ月の勾留)カスティジョ前大統領の釈放やボルアルテ新大統領の辞任を求めている。
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