米国、弾劾後に拘束されたペルー大統領を「元大統領」と評価

© AP Photo / Nicholas Kamm米国、弾劾後に拘束されたペルー大統領を「元大統領」と評価
米国、弾劾後に拘束されたペルー大統領を「元大統領」と評価 - Sputnik 日本, 1920, 08.12.2022
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ペルー議会は7日、ペドロ・カスティジョ大統領を罷免した。大統領は議会の解散を宣言したものの、議員らは弾劾決議案の審議を進め、採決を強行した。その結果、賛成が101票、反対6票、棄権が10票となり、大統領は罷免された。米国務省はこの事態を受け、カスティジョ大統領を「元大統領」と評価した。
ペルー議会はカスティジョ氏が暴動を組織して社会的秩序を乱したほか、職権乱用があったとし、3度目の弾劾決議案を審議した。これに対しカスティジョ氏は議会の解散を宣言したものの、議会は弾劾決議案の審議を強行し、賛成多数で決議案を採択した。
大統領の弾劾には3分の2以上の賛成票(87票)が必要となっている。議会は大統領の弾劾に伴い、ディナ・ボルアルテ副大統領を大統領に昇格させた。副大統領はカスティジョ氏の拘束後、国家元首に就任することを宣誓した。副大統領はカスティジョ氏が憲法に背いたと非難している。
米国務省のネッド・プライス報道官はブリーフィングで、「私が理解するところによると、議会の行動に伴い彼は今や元大統領になっている」と発言した。
軍と警察はカスティジョ氏から離反し、「元大統領」を拘束した。
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