中国による石油の人民元建て決済への移行は、世界における新たなエネルギー秩序の形成につながる

英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は、中東諸国から石油を購入する際に人民元建て決済を行いたいという中国の意欲は世界における新たなエネルギー秩序の形成につながる可能性があると報じた。
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同紙によると、昨年12月に中国の習近平国家主席がサウジアラビアを訪問して湾岸協力会議(GCC)諸国の首脳らとの会議に出席したことは「石油人民元の誕生」と解釈することができる。
またスイスの銀行クレディ・スイスのアナリスト、ゾルタン・ポザール氏は、この会談はドル決済を拒否したいというブリックス諸国の意欲と一致したとの見方を示している。
同氏は、石油の人民元建ての購入に関連する中国の貿易取引件数は増加の一途をたどると予測している。また、湾岸諸国との協力はひたすら強化され、燃料の購入量は増加するとの見方を示している。
FTによると、このような状況は南シナ海での石油の共同探査や採掘、また製油所や石油化学工業などへの投資の増加につながる可能性が高いという。
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