WIPOは2017年からグローバル・イノベーション・インデックスを毎年発表している。同インデックスは81種類の指標によって格付けを行うもので、その中には外国直接投資の流入、GDP(国内総生産)、インフラ、人的資本、科学や技術、教育の発展レベル、市場やビジネスの状態、政治的安定や安全、登録された特許、工業デザインを保護するための権利を取得するための出願、商標登録をするための出願などがある。グローバル・イノベーション・インデックスは、技術進歩や技術導入の速度を評価したり、イノベーション活動において最も重要な傾向に注意を払っている。
2022年の上位10ヵ国
1.
スイス(64.4%)2.
米国(61.8%)3.
スウェーデン(61.6%)4.
英国(59.2%)5.
オランダ(58.0%)6.
韓国(57.8%)7.
シンガポール(57.3%)8.
ドイツ(57.2%)9.
フィンランド(56.9%)10.
デンマーク(55.9%)なお、11位は中国(55.3%)、12位はフランス(55.0%)、13位は日本(53.6%)だった。
WIPOによると、トルコ(38.1%)とインド(36.6%)はイノベーションの発展で大きな成果を収め、2022年に初めて上位40に入った。ロシアは47位(34.3%)で、ブラジルやサウジアラビアとほぼ同レベルだった。
スプートニク通信は先に、多くの日本企業はベトナムへの投資拡大を計画しており、日本の実業界は今、ベトナムを米国に次いで魅力的な投資先として挙げていると報じた。
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