ランブレヒト独国防相の辞任 ドイツ国民の約3分の2が要求=ドイツ紙

独ビルド紙は自国の世論調査所Insaが行った世論調査の結果を引用し、独国民のほぼ3分の2がクリスティーン・ランブレヒト独国防相の辞職を望んでいると報じた。
この記事をSputnikで読む
ランブレヒト独国防相はここ数か月間、与党内のパートナーらからも再三批判を浴びている。ランブレヒト国防相はウクライナ政権に対して軍事用ヘルメットの供給を提供したことで批判を浴びていた他、息子が出張に独軍用ヘリコプターを使用していたことを示す写真が公開され、さらに国民の怒りを浴びていた。
ドイツ軍 プーマ装甲歩兵戦闘車の故障に警鐘を鳴らす
独社会に大きな反響を呼ぶきっかけとなったのはランブレヒト独国防相が行った新年のメッセージ。ランブレヒト大臣は花火を背景にウクライナに言及し、情勢に絡んで自身がウクライナで「格別な印象を多々」受け、興味深い人々と知り合ったと発言していた。
Insaの調査では64%の回答者がランブレヒト氏は辞職すべきとの考えを示し、逆に国防相のポストに留まるべきと回答したのは15%にとどまった。 ランブレヒト氏を独国防相として無能と答えた回答者は59%。一方で閣僚としてのポストを占めるべきと考えている人は9%だった。 調査は1001人を対象に実施。実施期間、統計誤差については明らかにされていない。
関連記事
軍近代化に「青信号」 独議会、米製F35戦闘機購入を承認 約100億ユーロ
コメント