米ホワイトハウスの大統領特別顧問リチャード・サウバー氏によると、バイデン氏の個人弁護士が外交戦略シンクタンク「ペン・バイデン・センター」にあるバイデン氏の事務所を引き払う際に、「少数の機密文書」が発見された。同シンクタンクは2018年にペンシルバニア大学の支援を受けて開設された。
発見された文書の内容や機密レベルは明らかにされていない。CBSニュースは消息筋を引用し、文書に核関連の情報は含まれていないと報じている。
調査の結果に基づき、司法省はさらなる調査の必要性について決定するという。
昨年8月、米フロリダ州にあるトランプ前米大統領の自宅から国家機密を含む文書300件以上が押収された。バイデン氏はトランプ氏が文書を持ち出したことについて「全 くもって無責任だ」などと批判していた。