決議案は賛成365、反対65で可決された。
下院共和党リーダーの1人であるスティーブ・スカリス院内幹事は、投票前の討論会で「過去4年間、バイデン大統領と下院民主党は中国共産党の責任を問うことができなかった」と述べた。
また「共和党員は中国からの国家安全保障上の脅威を真剣に受け止めており、中国共産党の悪意ある計画と中国の軍備増強を阻止するために対策を講じる用意がある」とした。
委員長は、ケビン・マッカーシー新下院議長が先に指名したマイク・ギャラガー議員になる見通し。委員会は、共和党9名、民主党7名の計16名で構成される。
米中間の戦略的競争に関する特別委員会の設置は、新体制となった下院で可決された最初の主要な立法案の1つとなった。立法手続きが実際には1月7日から可能になったのは、同日まで下院議長のポストが空席だったためである。米国の事実上ナンバー3に位置する新議長は、15回目の投票で共和党のケビン・マッカーシー氏が当選された。これにより、新体制での議会運営を4日間も麻痺させた討論に終止符が打たれた。
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