米海軍の発表によると、同軍は6日、オマーン湾の公海上で「AK-47」を計2116丁積んだ漁船を拿捕。この船はイランからイエメンに向かう海上ルートを航行していた。このルートはイエメン北部を実効支配するイスラム教シーア派の武装組織「アンサール・アッラー(フーシ派)」への密輸に従来から使われてきたといい、同軍は漁船がイランからフーシ派への武器密輸を試みていたとみなしている。
船とイエメン国籍の6人の乗組員はイエメンへ送還されるという。
米海軍のブラッド・クーパー中将は「今回の密輸はイランによる継続的な不安定化活動の一部分だ」と指摘し、対立するイランを批判した。
関連ニュース