バフェット氏は2020年8月、長年停滞していた日本の総合商社5社(伊藤忠商事、丸紅、三井物産、住友商事、三菱商事)に投資した。当時、他の投資家らはこれらの企業を拒否していた。バフェット氏の行動は、 コモディティブームのおかげで報われた。
バフェット氏は、日本の5大商社に60億ドルを投資してそれぞれ5%の株式を取得した。そして、対ドルでの円安を考慮しても、これらの株価は50%超値上がりした。特に、三菱商事と三井物産の株価は最初に買い付けたときからそれぞれ100%と130%上昇した。
バフェット氏は、石油、石炭、銅、液化天然ガス(LNG)に焦点を当てたものを含む、世界中のエネルギープロジェクトや コモディティプロジェクトに投資している。昨年コモディティ価格が急騰したため、これら5社は最大の利益を上げた。5社の総利益は2023年度末までに記録的な3.9兆円近くに達する見込み。
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