スーパーカー「Mada 9」の製作には5年の歳月がかけられた。タリバン(国連にテロ組織として認定され、制裁下にある)のザビウラ・ムジャヒド代表は自身のSNSに車の写真を公開し、Mada 9はアフガニスタンの誇りであり、製作関係者全員に謝意を表している。ENTOP社のモハメド・リザ・アフマジ代表もこれに答えて、スーパーカーは国際舞台におけるアフガンのイメージアップに必ずやつながると指摘した。Mada 9がクロスカントリーの走行が可能になるサスペンションをこの先搭載する可能性もある。
Mada 9の性能については現段階では明らかにされていない。複数のデータによれば、相当な荷重に耐えられるトヨタ・カローラのパワーユニットを改良し、設置されている。将来は電気モーターが搭載される計画。ボディーは複合材料を使用している。
Mada 9はこの先数カ月間、テスト走行を経て、国内市場での販売が開始されるが、一部は輸出に回される可能性も除外できない。
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