安倍晋三元首相襲撃事件

起訴された山上容疑者、拘置所で英語の勉強に励む「大学へ行きたい」

検察は13日、安倍氏銃撃事件で山上徹也容疑者を殺人と銃刀法違反の罪で起訴する方針を示した。山上容疑者の伯父によると、容疑者は1月10日まで大阪拘置所で鑑定留置されていた間、接見した妹に対し、将来、社会復帰できたときには「大学へ行きたい」などと話したという。NHKが報じた。
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山上容疑者は母親が旧統一教会、「世界平和統一家庭連合」に入信し多額の献金をしたことなどで、家庭が困窮し大学に進学できなかった模様。大阪拘置所では、いつか大学に入れるよう勉強をして過ごし、親族からは英語の資格の教材や英和辞典が差し入れられ、特に英語に力を入れて学んでいたという。
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奈良地方検察庁は2022年7月から半年近く、「鑑定留置」をして精神鑑定を行ってきた結果、刑事責任能力を問えると判断し、勾留期限の13日に山上容疑者を殺人と手製の銃を発射するなどした銃刀法違反の罪で起訴する方針を示した。
捜査関係者によると、山上容疑者は精神鑑定の際、「旧統一教会などについてもっと話を聞いてほしい」という趣旨の発言をしている模様。山上容疑者は裁判員裁判で審理される見通し。
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