朝日新聞などが大阪府警の話として伝えたところによると、13日午後1時18分ごろ、パトカーで巡回中の八尾署員2人が盗難届が出されていた乗用車を発見して追跡。その後、信号待ちで止まった際、男は車をパトカーにぶつけたほか、さらに逃走を試みたため、署員2人はパトカーから降りて警告したうえで発砲した。
容疑者の男は40~50代で、公務執行妨害容疑で現行犯逮捕された。右わき腹や右肩を撃たれて心肺停止状態で病院に搬送されたが、死亡が確認された。同署の福井定紀副署長は「被疑者が亡くなられたことについては、残念でありますが、詳細については現在調査中です」とコメントしているという。
「アメリカや諸外国と発砲の運用が違うからね。ただ、個人的には、この対応を基本にして今後運用して欲しいね」と銃規制や警察官による拳銃使用の要件が厳しい日本と諸外国との違いを指摘する声もあった。