東京都内の中学三年生、全日制高校の希望者が過去最低水準に

東京都内で学ぶ公立中学校の3年生のうち、2023年の入試で全日制高校を第1志望とした生徒の割合が89%余りとなり、過去最低となった。一方、通信制を志望する生徒の割合は増加した。NHKが報じた。
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東京都中学校長会は毎年、都内の公立中学校3年生の進路希望を調査しており、今回は7万7692人を対象に進学先の第1志望を調査した。その結果、2023年の入試で都立や私立、国立などの全日制の高校を第1志望とした生徒の割合は89.28%となり、調査開始以来はじめて90%を下回った。
一方、通信制や定時制を第1志望とした生徒の割合は合わせて7.92%で、前年度より0.85ポイント増えた。都教育庁によると、コロナ禍で取り入れられたオンライン授業が定着しつつあることが要因の1つだという。
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