仏パリで16日に行われた会議で、シャレンベルク外相は「例えば、1億4400万人のロシア人に対するビザ発給禁止など、やりすぎは禁物だ」と指摘した。
シャレンベルク外相は、ウクライナ危機を背景に、ロシアとの関係においては「翌日、翌週、翌々月のことも考えなければならない」との意見を示した。また、ロシアの外交官が参加する数少ない機会の1 つである欧州安保協力機構(OSCE)は、この問題において特別な役割を果たすことができると付け加えた。
昨年、シャレンベルク外相は、当時OSCE議長国だったポーランドが、ロシアのラブロフ外相を閣僚会合に招かなかったことを批判した。
2022年9月、EUはロシアとのビザ簡易交付合意を完全に停止した。
関連ニュース