アルゼンチンのマサ経済相は「単一通貨に必要なパラメーターの調査を開始する決定が...なされるだろう」と述べた。他のラテンアメリカ諸国にもプロジェクトへの参加を勧めるという。
報道によると、このプロジェクトは、1月22日から始まるブラジルのルーラ大統領のアルゼンチン訪問中に正式発表される見込み。
当局者の1人によると、このプロジェクトは以前にも双方によって議論されたことがあるが、ブラジル中央銀行が共通通貨に反対の立場を示していたため交渉の進展は妨げられた。しかし現在、両国では左派が政権を握っており、このプロジェクトを大きく支持しているという。
フィナンシャル・タイムズによると、ブラジルは新通貨の名称を「スール」とすることを提案している。
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