アルゼンチン大統領「ウクライナへの武器供与は考えていない」 ショルツ独首相との会談後記者会見で明言

アルゼンチンのアルベルト・フェルナンデス大統領は、アルゼンチンと他の南米諸国はウクライナへの武器供与を検討していないと明言した。ドイツのショルツ首相との会談後の記者会見で述べた。
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ショルツ首相は現在、アルゼンチンを公式訪問中。

フェルナンデス大統領は「アルゼンチンと南米はウクライナにも、他の紛争地域にも武器を送ることは考えていない」と述べた。

ブラジル紙「Folha」はこれより前、ブラジルのルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ大統領が、戦車レオパルト用弾薬の供給に関するドイツの要請を退けたことを報じた
シルヴァ大統領は、その理由をブラジルの中立性を維持するためと説明している。
【視点】ウクライナへの戦車供与は欧州を戦争に引き込む=元オーストリア副首相
報道によると、米国南部軍司令官のローラ・リチャードソン大将はこれより前、ワシントンは南米9カ国に対し、それら諸国が保有するロシア製兵器を米国製と引き換えにウクライナに供給するよう働きかけていると発言していた。
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