「ロシアとは対話させるな」 いたずら電話にボルトン元米大統領補佐官がうっかり告白

トランプ政権で国家安全保障問題担当大統領補佐官を務めていたジョン・ボルトン氏はポロシェンコ前ウクライナ大統領を騙って電話をした人物に、ロシアとウクライナの状況を交渉をしようとする仏独の試みは遮断する必要があると明かした。
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ボルトン氏が偽ポロシェンコ氏からの電話に答えている動画はメッセンジャーのテレグラムチャンネルに掲載された。
「フランス人だろうと、ドイツ人だろうとロシアと交渉を行おうなどとする試みは遮断しなければならない」ボルトン氏はこう言うと、さらにロシアへ圧力を加える重要性を付け加えた。
ジョージ・ブッシュ政権で国務長官を務めたジェイムズ・ベイカー氏がゴルバチョフ氏にNATOの拡大はしないと約束したことについてはボルトン氏は、ベイカー氏は「対立を回避する方法を推測し、模索していた」とコメントした。
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ウクライナのドミトロ・クレーバ外相は昨年2022年10月、マイケル・マクフォール元駐ロシア米大使になりすましてかけられたいたずら電話に対し、クリミア大橋の爆破など複数のテロ行為がウクライナの現政権によるものかという質問に「素直に告白」し、自分たちがやったと答えている。
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