トゥーンベリさんをノーベル平和賞の候補に推薦したのは、ノルウェーの政党「緑の党」の国会議員、ラウアンド・イスマイル氏。
同氏は、「フライデー・フォー・フューチャー」運動とトゥーンベリさんのおかげで世界中の若者が温暖化対策を訴える気候ストライキに参加するようになっため、トゥーンベリさんとその運動はノーベル平和賞を受賞するに値すると述べた。
トゥーンベリさんは今月17日、ドイツ西部リュッツェラート村近郊で炭鉱を巡る抗議活動の最中に拘束された。抗議活動には数百人が参加していた。トゥーンベリさんは警察によって連行された。その後、スイスのダボスで開催された世界経済フォーラムの討論会に参加したトゥーンベリさんは、同フォーラムの参加者は化石燃料へ投資して「地球の破壊に拍車をかけている」などと批判し、フォーラムの主催者はそのような人たちに環境政策について話し合うための場を提供していると非難した。