ウクライナ国防省、西側の長距離ミサイルはロシア本土に使用しないと約束

ウクライナのアレクセイ・レズニコフ国防相は仮に長距離ミサイルが供与される場合、ロシア領への攻撃には使用しないと西側の同盟国に保証を行う用意があると表明した。
この記事をSputnikで読む
レズニコフ国防相はウクライナ政府および欧州委員会からなる共同会議の中で次のように表明した。

「仮に我々が300kmの射程で空爆を行う可能性を手にするとすれば、ロシア軍は防衛を保証できなくなり、 敗北を喫するでしょう。ウクライナは皆さんの兵器がロシア領への攻撃に使用されないことをあらゆる形で保証する用意があります。一時的に占領されたウクライナ領だけでも十分なだけの標的があります。私たちのパートナーと連携し、標的を調整します」

ウクライナ支援に不満を持つ米国市民の割合が増加
ロイター通信によると、米国はウクライナに供与する総額22億ドルの追加軍事支援に、さらに射程の長い長距離ミサイルを加える。これまで米国が供与していたミサイルの射程は80キロに制限されていたものの、新たに供与されるミサイルの射程は150キロにまで拡大する模様。ミサイルは米国のボーイング社とスウェーデンのサーブ社が共同開発したもので、高機動ロケット砲システム「ハイマース」で運用される。
関連ニュース
【視点】実戦に使われるロシアの最新戦車支援戦闘車「テルミナートル」
米国、ウクライナに無人攻撃機「MQ-9 リーパー」2機を1ドルで提供 ただし条件付
コメント