レズニコフ国防相はウクライナ政府および欧州委員会からなる共同会議の中で次のように表明した。
「仮に我々が300kmの射程で空爆を行う可能性を手にするとすれば、ロシア軍は防衛を保証できなくなり、 敗北を喫するでしょう。ウクライナは皆さんの兵器がロシア領への攻撃に使用されないことをあらゆる形で保証する用意があります。一時的に占領されたウクライナ領だけでも十分なだけの標的があります。私たちのパートナーと連携し、標的を調整します」
ロイター通信によると、米国はウクライナに供与する総額22億ドルの追加軍事支援に、さらに射程の長い長距離ミサイルを加える。これまで米国が供与していたミサイルの射程は80キロに制限されていたものの、新たに供与されるミサイルの射程は150キロにまで拡大する模様。ミサイルは米国のボーイング社とスウェーデンのサーブ社が共同開発したもので、高機動ロケット砲システム「ハイマース」で運用される。
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