総合格闘技 エメリヤーエンコ選手、引退試合でベラトール王者ベイダーに敗れる

ロシアの総合格闘家、ヒョードル・エメリヤーエンコ選手(46)は、日本時間5日に行われた「ベラトール290大会」で、前回のヘビー級王者ライアン・ベイダー選手(39、米国)に敗れ、自身のキャリアに終止符を打つと発表した。
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試合は米ロサンゼルスで開催された総合格闘技「ベラトール290大会」のメインイベントとなったが、1ラウンドでベイダー選手がTKO勝ちを収めた。両選手の対戦は2度目で、ベイダー選手は2019年1月、エメリヤーエンコ選手を1ラウンドでノックアウトして勝利していた。
試合前、エメリヤーエンコ選手はベイダー選手との2戦目がプロとしての最後の試合になると繰り返し発言していた。
試合後、エメリヤーエンコ選手はこのように語った。

「一方では、皆さんを喜ばせることができずがっかりしている。その一方で、皆さんが私を応援してくれてうれしい。ここには何十年も一緒に戦ってきたファイターが集まった。今度は私が若手を育てていく。私は終わりだ。皆さん、ありがとうございました」

エメリヤーエンコ選手の通算戦績は、これで40勝7敗となった。
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