イスタンブールにあるスウェーデン、オランダ、英国、フランス、スイス、ドイツの総領事館は、市街地でのテロ攻撃の危険性があるとして、業務を一時停止したと発表した。ある外交関係者がスプートニク通信に語ったところによると、大使らはトルコ外務省に召喚され、こうした行為は浅はかだと告げられた。
トルコのソイル内相は、米国がテロ攻撃への警戒を呼びかけたことを受け、複数の欧州諸国がイスタンブールの領事館を一時閉鎖したことは、トルコに対する「心理戦」だと指摘した。その後、トルコ国営放送(TRT)は、イスタンブールのスウェーデン領事館、オランダ領事館、宗教施設を標的としたテロ攻撃の脅威は確認されなかったと報じた。
エルドアン大統領は、西部アイドゥン市で行われた若者との会合で「彼らは今、時間と闘っている。トルコ外務省は全員を召喚し、最後通牒を突きつけた。6日に閣議がある。そこで我々は必要な決定を下す」と語った。
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