EU ロシア産燃料に頼れず生じる不足分、中国なしでは補充困難=専門家

EU諸国は、ロシア産石油製品の禁輸およびロシア産の軽油・ガソリン・灯油・その他エネルギー製品の価格「上限設定」の開始後、石油製品の代替供給者を探すのに苦労するだろう。不足分の日量約50万バレルをどこで調達するかが焦点だ。「Energy Aspects」社のアナリストが見方を示した。
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禁輸開始後、欧州諸国はロシア産石油製品の供給代替に中国の協力を見込むようになった。その結果、中国は2023年の石油製品輸出割当をほぼ倍増させた。中国なしで欧州諸国は燃料不足を乗り切るのは難しいだろう、と専門家は指摘する。
上述のアナリストは「中国なしでは、EUは禁輸で失った日量50万バレルを見つけることは不可能だろう」と結論づけている。
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